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産業利用開発チーム

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チームリーダー
吉田 敦Atsushi YOSHIDAD.Sci.
略歴
  • 1988年東京工業大学理学部応用物理学科卒業
  • 1991年東京工業大学大学院理工学研究科応用物理学専攻博士退(1999年 東京工業大学博士(理学))
  • 1991年理化学研究所 放射線研究室研究員補
  • 2002年同 RIビーム科学研究室研究員
  • 2007年同 仁科加速器センター 実験装置運転・維持管理室専任研究員
  • 2011年同 産業連携チームリーダー(現在に至る)

メンバー

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研究室プロフィール

産業利用開発チームは、重イオン加速器とその関連技術を、産業界を含む幅広い利用者に供することで、新たなイノベーション構築へ社会貢献することを目指しております。
仁科加速器センターでは「RIBF施設共用促進事業」として、企業など非学術的分野の応用を対象とした施設の有償利用を推進しています。「こんなことに使ってみたいのですが。。」という企業の皆様からのご提案を歓迎します。有償利用料金の一部が免除されるトライアル利用もございますので、ご相談下さい。
最近は、宇宙利用半導体の重イオン宇宙線耐性試験の利用が急増しています。仁科センターの高エネルギー重イオンビーム(C,Ne,Fe,Ar,Kr,Xe)を用いれば、空気中でその試験が可能です。どうぞご利用ください。

研究テーマ

  1. 宇宙利用半導体の重イオン宇宙線耐性試験環境の整備
  2. 加速器ビームおよび関連技術の産業分野応用への開拓
  3. 産業利用に適した大強度RIビームの開発

主要論文

  1. A. Yoshida:
    "宇宙開発と加速器 量子ビーム科学の基礎と応用" 原子力システム研究懇話会《NSAコメンタリーシリーズ》
    NSA/COMMENTARIES: No.27 pg.40-45
  2. T. Kambara, A. Yoshida, H. Takeichi:
    "RIビーム打込み法を用いた摩耗検査法の開発"
    月刊トライボロジー2014-08 No324 pg.16-18,新樹社 (2014)
  3. A. Yoshida, T. Kambara, R Uemoto:
    "Wear diagnostics of industrial material using RI beams of 7Be and 22Na"
    Nuclear Instruments and Methods in Physics Research B317, 785-788 (2013)
  4. T. Kambara:
    "Gamma-ray inspection of rotating object"
    Nuclear Instruments and Methods in Physics Research A 797, 1-7 (2015)
  5. T. Kambara:
    "Gamma-Ray Inspection of Rotating Object (GIRO)"
    Nuclear Physics News Vol. 26, No.4, 26-29 (2016)