【お知らせ】
お申し込み多数につき、募集を締め切らせて頂きました。たくさんのお申し込みどうもありがとうございました。
【既に申し込まれた方へ】
開場は13時30分となります。講演は14時からスタートとなります。
よろしくお願いいたします。
あなたの体は「原子核」で出来ている!と言ったら驚きますか?
今回の主役は、皆さんの知っている原子、ではなく、その中心にある原子「核」です。
体重が50kgならば、あなたの体は1兆個の5000兆倍(5x1027個)の原子核が集まってできており、体重の99.98%は原子核の重さなのです。
物質の質量のほとんどを担う原子核には、まだ多くの謎が残されており、物理学者は日々、高速のコンピュータで計算したり、高性能の粒子加速器を用いて実験したりしながら謎の解明に取り組んでいます。講演会では、3人の研究者の話から最先端をひもときます。
前半の登壇者には、市民向け講演で定評のある米国ミシガン州立大学のMichael Thoennessen教授を迎え、原子核研究の基本であるアイソトープ(同位体)発見の歴史と意義についてお話し頂きます。
Thoennessen氏には英語でお話し頂きますが、日本語表記のプレゼンテーションを用意し、英語があまり得意でない方々にも分かり易くいたします。
後半は日本の第一線に立つ原子核物理学者2名に登場して頂き、原子核研究の何が面白いか?をテーマに、ご自身の研究生活、課題、そして将来の夢について討論形式でお話し頂きます。
登壇者の一人は原子核物理学の体系を構築する理論物理学者: 延與佳子准教授(京都大学)、もう一人は新しい現象を発見してその意味を探る実験物理学者:青井考教授(大阪大学)です。
なお、各講演はTV等でもおなじみのサイエンス作家:竹内薫氏にファシリテーターとして進行して頂きます。竹内氏には登壇者と皆様方との間に入って頂き、難しいと思われる原子核の話を分かり易くお伝えします。
また、グループでおいでいただける場合は、高校名、代表者、おおまかな人数を kouenkai[at]cns.s.u-tokyo.ac.jpまで e-mail にてお知らせください。いずれも5/27(火)までご連絡頂けると幸いです。 ※[at]は@に置き換えてください。
講師
- Michael Thoennessen
ミシガン州立大学国立超伝導サイクロトロン研究所
- 青井 考
大阪大学核物理研究センター
- 延與 佳子
京都大学
ファシリテーター
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