リングサイクロトロンは、磁場を発生させる電磁石を一体では なく、円周に分割配置することで磁楊の変化を大きくし、さら に強力な収束力をうみだしています。これよってイオンを一 層高いエネルギーまで加速できるようになりました。 理研のリングサイクロトロンは、重さ約530トンの扇型の電磁 石4基と高周波共振器2基で構成され、全体の大きさは、高さ 6メートル、直径約13メートルという重イオン加速用としては 世界最大のものです。このことは、加速軌道の分離に優れ、加 速ビームの取り出しを容易にし,;取り出されたビームの性質(エ ネルギー精度、時間分解能など)をよいものにしてしてます。 加速されたイオンビームは、ビーム分配システムによって各 実験装置に導かれ、様々な研究に利用されます。加速システム はすべて連転制御室からの指令により計算機によって制御され、 迅速な調整と安定したビームの供給が効率よく行なわれます。
入射 type 45 deg. against the medium plane 主電磁石 K-value 540 MeV Sector Magnets 4 sector Sector Angle 50 deg. Pole Gap 8 cm Max. Flux Density 1.67 Tesla Injection Radius 0.89 m on the average Extraction Radius 3.56 m on the average Trim Coils 26 pairs per sector magnet Total Weight 2,100 tons 加速システム RF Amp. final tube RS2042SK tetrode (Siemens) RF output power 300 kW(CW) for each Amp. Resonator Lambda/2 type, two sets Dee angle 23.5 deg Freqeuncy Range 18-45 MHz Max. Dee Voltae 275 KV Harmonic No. 9,10,11 for RILAC injection, 5 for AVF injection サイズ Diameter 12.6 m Hight 6.0 m