
2007年度に完成し、2008年末に本格稼働を開始したRIビームファクトリー(RIBF)は世界最大強度の重イオンビームを供給する加速器施設です。幅広い利用を促進し、施設の利用価値を最大限に高めることは、RIBFを真に世界標準の施設とするために欠くことができません。現在、基幹実験装置の配備など、ハード面の整備が進められておりますが、同時に、利用者支援体制の充実などソフト面の整備も重要です。当チームでは、2010年、RIBFユーザーズオフィスを開設するとともに、新しい施設利用制度であるRIBF外部利用者制度の運用を開始いたしました。所内外双方のRIBF施設利用者にとってメリットのある施設共用の実現・拡充を目指します。