イベント・講演会案内
開催後のイベント
サイエンスアゴラ2012
2012年11月10日(土)〜11日(日)10:00~17:00
今回のテーマは原子核の地図「核図表」を作ろう!と題し、アイロンビーズを使い核図表を作ってもらいました。
仁科加速器研究センターとしては、2年前にも同イベントに出展し、今回で二度目になりました。
アイロンビーズの他には、2年前にも出展したレゴで作ったハイゼンベルクの谷の核図表や、最近3例目の合成に成功した113番元素に"どんな名前をつけたらよ
いか?"という人気投票も行いました。また理研・仁科センターの作った3Dビデオ「元素の起源を探る」も上映しました。
なお、お土産に配った核図表のポスターも好評で、最後には品切れになりました。
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▲アイロンビーズで核図表をつくるブース。子どもから大人まで人気でした。 | ▲再び登場のレゴで作ったハイゼンベルクの谷の核図表。実物があるととてもわかりやすいですね。 |
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▲説明員として研究者も参加しました。直接研究者とお話が出来る貴重な機会です。 | ▲ビーズは常に満席状態。大人も手伝う(笑) |
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▲お父さんの方が真剣!? | ▲113番元素の名前はどんなのがいいかなぁ? |
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▲3Dビデオの上映 | ▲3階の別のゾーンではリレー講演として、仁科センターの渡邊康研究員も登壇し、主に原子核の構造や核図表について説明しました。 |
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▲初日の人気投票の結果 |
元素名投票集計結果(2日間計) | |
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名前 | 票数 |
ジャポニウム、 ジャパニウム | 254 |
ヤマトニウム | 94 |
ニシニウム、 ニシナニウム | 54 |
ワコニウム | 38 |
その他意見として以下の物がありました。
ガンダリウム 16票
イイサ(113)ニウム 8票
ジュゲム 7票
スペシウム 6票
ニホニウム 5票
パンダニウム 5票
リケニウム 4票
ハンタロニウム 3票
ネコニウム 3票
マンダラニウム、 ジャンボニウム、 アジアニウム、 ワニウム(和)、 ウリニウム、サムライニウム 以上2票ずつ
ドラエモン、オザニウム、ミュージックゴリラニウム、ゴリラニウム、ゼウシウム、エクシウム、ラマニウム 以上1票ずつ
概要 | サイエンスアゴラ2012は、11月10日(土)~11月11日(日)の2日間、東京お台場地域で開かれるサイエンスコミュニケーションのイベントです。 今年のサイエンスアゴラは『見つけよう あなたと「科学」のおつきあい』をテーマにして、サイエンスコミュニケーションに携わる多くの団体・個人が参加し、シンポジウムや講演会、サイエンスカフェ、ワークショップなど、さまざまな催しが行われます。 理研もサイエンスアゴラ2012に参加します。 今年のテーマは 『「核図表」を作ろう!』 今年8月、3個目の113番目の元素の合成に成功しました。これが国際機関に認められれば、初めて我が国が発見した元素として周期表に載るかもしれません。仁科加速器研究センターは、原子核の仕組みや振る舞いを研究する、世界でも屈指の原子核の研究所です。 “原子核ってなんだろう?” “世界一の加速器RIBFでの研究とは” 原子核研究の世界では、周期表と並んで「核図表」というものをよく目にします。核図表とは、全ての原子核を表した地図で、原子核を構成する陽子と中性子の数によって表されています。一般にはあまり馴染みのない核図表ですが、これを理解することでより原子核のおもしろさが分かります。 日本科学未来館3階の理研のブースでは、「アイロンビーズ」で実際に核図表の一部を作ることができます。立体的に表現した核図表上では、安定した原子核の領域が谷のように見え、これは「ハイゼンベルクの谷」と呼ばれています。今回、立体核図表「ハイゼンベルクの谷」をレゴで表現したものを展示しますので、ご覧ください。 また、先日の子ども見学デーの時にも配布し好評だった核図表のポスター(B2版)の配布も行います。 原子核の世界は難しいと思われがちですが、この機会に原子核や加速器について研究者に質問してみましょう! |
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開催日時 | 2012年11月10日(土)〜11日(日) 10:00~17:00 |
開催場所 | 東京お台場 日本科学未来館 アクセス→サイエンスアゴラ2012のサイト ○仁科センターの展示は日本科学未来館の3階になります! |
申込方法 | 申込不要(理研以外のブースでは申込が必要な物もあります。) |
ホームページ | ・サイエンスアゴラ2012 ・仁科センターのブース |
問い合わせ先 | 独立行政法人理化学研究所 |